コラム・企業法務相談室

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> 2014/05/02 企業経営

ジョイント・ベンチャーに関するルールの導入におけるポイント

ジョイント・ベンチャーを始めるにあたっての,ルールについて概観します。

ジョイント・ベンチャーを始めるに当たっては、経営・運営のルールから、終了する場合のルールまで、様々なルールの導入が検討されます。

例えば、取締役5名中、3名を甲社、2名を乙社が指名できるとしたり、特定の重要事項の決定については乙社の承諾を必須としたり、甲社が株式を第三者に譲渡しようとする場合には優先的にこれを買い取ることができる権利(先買権)を乙社に設定したりするなど、各当事者のシェア、ジョイント・ベンチャーの内容、想定される各当事者の役割・貢献度合などを考慮して、会社法と異なるルールや会社法に定めのない事項について特別なルールを合意することがあります。

このようなルールを合意する際、ルールの内容そのものはもちろんですが、それに加え当該ルールの実効性をどのように担保するかが重要となります。

ニーズを実現するためにどのようなルールを定めることができるか、その実効性を担保するためにどのような工夫が必要になるか、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。


田島・寺西法律事務所
弁護士 寺西 章悟


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